イザヤ56:7わたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれるからだ。
日曜日の今日は、ホテルの近くにあるサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂で祈りを捧げることにした。非常に大きな建物だが、中の一室では既に礼拝が行われており、観光客はそこには入れない。礼拝の音は外でも聞こえるので、大聖堂のいすに座り祈りをささげた。しばらくすると天が開け、御使い達が大聖堂を取り巻いている感覚がした。天からあたたかいいのちが流れ、涙が自然と溢れる。ふと顔を上げるといつの間にか周りで観光客たちが同じ様にいすに座り、熱心に祈りをささげていた。宗派を超えた熱心な祈りに、主が応えられたのだと感じた。礼拝が終わったのか、タイミングよく大聖堂の鐘が鳴り始めた。神の国に入った気分がした。