古代ギリシャから現在に至るまで様々な人たちが幸福とは何かを考え、探求してきました。ある人にとって幸福とは快楽であり、ある人にとっては精神的欲求が満たされている状態と言うでしょう。歴史上最も賢く、最高の権力を持ち、世界で最も財産を持っていたソロモンは、その与えられた知恵で人の幸福とは何かを追求し、持てる権力と財力を使って快楽を追求しました。その持てる力を使って探求し、得られた結論は、「すべては空しく、風を追うようなもの」でした。
クリスチャンであっても神でないものに頼り、真に神との交わりを持っていない者は、いつか同じ思いを持つでしょう。ソロモンが人の限界と神の偉大さを知った時に得た結論は「神を恐れよ。神の命令を守れ。」でした。本当の救い主と出会い、知り、その御方との交わりを持ち続けている者は幸いです。その者は空しさから解放され、創造主からいのちの川が流れてくる事を感じていることでしょう。
本日は伝道者の書を通して、人の幸福について考えてみましょう