主イエスが預言されたように、終末が近づくにつれて様々な惑わしが現れています。この惑わしは口を通してエクレシアの中に侵入し、分裂や争いごとを起こさせ、ある者はその惑わしに心を奪われ、信仰から離れるようになります(Iテモテ4:1)。実際、ネットではこれらの惑わしや誹謗中傷があちらこちらでみられ、憎悪と嫉妬に満ちているサイトもあります。このネットに見られる現象も、イエスの預言された終末におこる一つの事象なのかもしれません。
主イエスは、一人ひとりの口から出るものがひとを汚すと言われました。そしてこれらの口から出る空想話や誹謗中傷の言葉は、その人の汚れた心から出てくるものです(マタイ15:11)。人の心をきよめることは、人にはできません。私たちができることは、唯一の健全な教えである御言葉という食物をからだにとりいれ続けることと、祈りを通して主との交わりを深めることです。
終末が近づいており、主イエスが預言されたように様々な惑わしが現れ、敵の攻撃も激しくなります。健全なエクレシアを保つための鍵は、健全な教えである御言葉と祈りです。主イエスは言われました、「努力して」狭い門から入るようにと。この終末の時期あっては、惑わされず、主の道を踏み外さないための努力と忍耐が求められます。