神の栄光ある権能に従い、あらゆる力をもって強くされて、忍耐と寛容を尽くし、・・・喜びをもって― コロサイ1:11
使徒職には信任状が付与されます。真の神聖な委託があるところには、使徒のしるしが必ず伴うのです。パウロにはその真の委託の証明が豊かに伴いました。「私は取るに足りない者」と言いつつも「使徒としてのしるしは、忍耐を尽くしてあなたがたの間でなされた、あの奇跡と不思議と力あるわざです」と第二コリント12章で彼は書きました。これから私たちは、忍耐こそが霊的力の証拠の中でも一番最初のものと分かります。それは主に「遣わされた者」としての私たちの召命の実際性をテストする絶えざるプレッシャーの下に留まり続ける能力なのです。喜びと共に忍耐と寛容を尽くすことは、「神の栄光ある権能に従い、あらゆる力をもって強くされ」ることを知り得た者のみがなし得るのです。