昨年の年頭に分かち合ったように、私達は今まさに七つの封印が解かれんとするような様相、終末の時代の最後の時に位置していることを思わせるような世界情勢の中に生きています。そしてそのことは、時代が反キリストを迎えんとするための準備を刻一刻と深め、偽りはさらに深く、霊的偽りがこの時代を覆おうとしているようにさえ思われる、まさに闇が深くなる時代。朝日が昇るその直前は最も暗くなる時、まさしく義の太陽が昇る直前こそその深みは増すのです。ともすれば聖徒達をも惑わそうとするこの時代の激流の中に、主は再び聖徒達の内から、闇に完全に打ち勝つ光を世に照らさんと、エクレシアの本質的な顕現、主の宮の再建を望んでおられることを思わされます。主の光照らされる所から、闇の中に積み重ね続けて来た罪の業が明らかにされ、主の宮に宮きよめがなされるのです。でなければ、エクレシアでさえ闇の中にその性質を変質させ、反キリストを迎える者として、やがて裁き主、王として来られる主イエスキリストの裁きを受けるでしょう。救いの選びを失う前に、このまことの光であるイエスの光により私達自身を照らし出し、私達の内側からのきよめ、十字架にある悔い改めの恵みを受け取り、光の子として主に喜ばれる歩みをしようではありませんか。「わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。(マタイ16:18)」と心新たに語り続けられる今この時に。
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